断酒を決意してそろそろ1年 振り返り
2015年9月16日、断酒を決意して
後1ヶ月ちょっとで1年となります。
もちろん、途中で飲んでしまっているので、
100%お酒を断っているわけではないのですが、
純アルコール量を100g程度でこんなに長く過ごしたことは
アルコールを覚えてから初めてです。
昨年、どんなに忙しくとも報われることなく、
毎日お酒を飲む量も増え、精神的にもどん底の状態でした。
昨年8月、「7つの習慣」と「ずっとやりたかったことをやりなさい」
という本を読んで、意識が変わり始め、1ヶ月の間に2回の二日酔いを
きっかけに断酒を決意しました。
お酒を飲まなくなって、自分自身に、そして仕事に目を向け
トライアンドエラーを繰り返し、ひとまず自分に自信を取り戻せる
レベルまで達しました。
お酒は、自分の嫌なことを忘れるために呑んだり、楽しむために呑んだり
しましたが、人生は好転するどころか、下り坂まっしぐらだったようです。
お酒を止めたから人生が好転し始めたとは言い切れません。
やはり、行動することで好転し始めたと思っています。
考え、数をこなし、自分自身をレベルアップさせることができたため
だと思っております。
とはいえお酒を止めたことは、その行動を増やすために自分にとって重要な
要素だったのです。
習慣にはやることを続けることと、やめることを続けることがあります。
新しい習慣を続けるためにやめ、やめることを続ける。
お酒を止めることで手に入れた時間、行動力(お酒を飲んでいた頃は怠慢でした)を
それなりに活用できました。
そうしてそれが続くことで初めて自分が好きになりはじめました。
今まで自分に甘いということはあっても、
目の前のことから逃げる自分に失望を重ねてきました。
自分のために○○をやるべきと思うだけで、
お酒を飲んでは今度でいいやということ繰り返し、
裏切り続けて来たことであまり自分を好きだと思うことは
無かったように思えます。
それが少しですが前頭葉の機能を失わないこと、
目の前のことに取り組むことで理性を鍛え、
出来ることも広がってきています。
そんな自分を少し認めることができるようになってきたようです。
今は「○○をやるべき」ではなく、主体的に「○○をやろう」と
思うようにしています。受け身にならないために。
「自分で選択し行動する。」「自分なら出来るしやる」と信じて。
過去の自分はお酒なしでは楽しめない、お酒を飲めない人は可哀想だくらいに
思ってました。
今ではお酒を飲み過ぎる人をみると、翌日大変そうだなぁと思います。
私は次の日普通ですが、飲んだ人は眠りが浅かったり、
二日酔いになったり。内蔵と脳を酷使するわけですよね。
その場を楽しめ、その日をそのまま終わらせることが出来る。
なんでもないことが、何で今まで出来なかったのだろう。
自分に自信がなかったから、コミュニケーションを円滑にするため
お酒に頼っていた。
疲れたらお酒を飲んで疲れを忘れたかった。
楽しいことはもっと楽しめると思っていた。
辛いことは和らぐと信じていた。
お酒を飲まないことを続けたことで、
お酒にそんな効果がないことを気づかせてくれました。
お酒の持つ薬理効果を脳が期待し、それを求められるがままに
自分の都合の良い理由をつけて飲んでました。